一次面接と二次面接のおおまかな違いについて、面接担当者、候補者の見られている点、よく聞かれる質問などのポイントを解説する。
魅力的な求人票を書く 5つのポイント
国際的なブランド力や誰もが知る製品・サービスを持っているような有名企業を除けば、求職者にとって、企業の第一印象を決めるのは、その求人票です。このため、現地採用で優秀な日本語人材を集めるためには、まずは効果的な求人票を書く必要があります。今回はそんな魅力的な求人票を書くポイントについて解説します。
- 簡潔かつ具体的に
具体的情報に乏しい求人票は、優れた人材が応募を躊躇する原因になります。優秀な人材は引く手あまたです。応募にあたっては、職務内容や報酬が自分の希望に合うか、日本語力をどのように活かせるかなど、じっくりと吟味するでしょう。募集ポジションの責任と権限や、日本語を活用する業務の内容、会社の文化など、各項目は簡潔かつ具体的に記述しましょう。
- 報酬はできるだけ明確に
報酬はキャリアの意思決定において重要な要素です。特に、アジアの人材は仕事において報酬を重視する傾向があります。このため、報酬に関する情報がなかったり、抽象的な情報のみの求人票はあまり歓迎されません。もちろん、会社の事情や求職者の経験・スキルによっても報酬は変わってくるでしょうが、ミスマッチを回避するためにも、具体的な幅を示すなど工夫しましょう
- 求める人材像をはっきりと伝える
募集するポジションに必要な最低限の職務要件やスキルなどを示さなければ、条件を満たさない職務経歴書を大量に受け取ることになるでしょう。魅力的な職務内容や報酬で求職者を引きつけるいっぽうで、応募者に求める能力や姿勢もはっきりと記述しましょう。
- 理解しやすい表現を心がける
求人票の表現や用語が、採用側の企業で働いたことがない人にとっても理解しやすいように心がけましょう。たとえば、社内で使う業界用語や専門用語ばかりの職務記述書では、求職者は自分が応募条件を満たすかどうかの判断に迷ってしまいます。気づかないうちに社内用語を使ってしまうことがある人なら、他の人事担当者や友人などにフィードバックをもらうのもいいかもしれません。
- 検索フレンドリーにする
適切な人材によるビュー数が増えるほど、当該ポジションにふさわしい応募の数は増えます。より多くのビュー数を確保するために、検索キーワードの最適化を行いましょう。具体的には、求職者が検索に使用するであろう検索単語をできるだけ含めて、検索エンジンの上位に来るよう工夫しましょう。
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